
調停は家庭裁判所で行うものです

家庭裁判所でやるなんて怖いと思ってしまう人が多いと思いますが、離婚の話し合いを家でやるか、家庭裁判所でやるかの違いぐらいなのでそれほど怖いと思わなくても大丈夫ですよ。
むしろ、あまり構えずに臨んだ方がいいと思います。
離婚調停を申し立てる場合、どこの家庭裁判所になるかというと、相手側の住所の管轄の家庭裁判所になります。
自分が申し立てるのだから自分の管轄の家庭裁判所だと思っていると間違ってしまうので注意してくださいね。
また、家庭裁判所で離婚調停が行われるため、離婚の原因となる証拠を集めなければと思う人も多いかと思います。
しかし、実は離婚調停の場で証拠は必要ありません。
間違わないでほしいのが、離婚調停は夫婦の話し合いの場だということで、調停委員などの第3者が離婚を決めるわけではないということです。
一番大事なのは証拠ではなく、いかに調停委員にわかってもらうかが大切です。
離婚調停に望む場合は申立書があれば十分なんです。
逆に証拠を提示したために不利になることもありますから注意してくださいね。
もし、証拠があるのであれば、調停委員に『証拠はありますが、不利になる可能性もありますので持ってくることはできません』と言えば納得してもらえますよ。
ただ、離婚調停が不成立になり、裁判になると証拠が必要になる場合があるので準備をしておくのは良い事ですよ。
離婚調停を成功させるためには正しい知識が必要なんです

離婚調停成功の法則