
もし、離婚する際に子供がいた場合は、親権をどちらがとるかも問題になってきます

親権は子供を引き取る一方の親が持つことになります。
基本的には妻側に親権があるものですが、場合によっては夫が親権を取ることも可能です。
夫が親権を取ることができる条件は、妻側の養育環境があまりにも悪い事を証明できた場合です。
例えば、妻が昼も夜も働いており、24時間子供を保育園に預けっぱなしの場合や、重度のアルコール中毒者で子供を養育できない場合などが当てはまります。
ここで注意したいのが親権を取ることに夫婦関係の問題は関係ないということです。
妻が子供を連れて出て行ったとします。
その妻には別の男性がいて、その男性と付き合っているようだとしても、それが理由で親権を取ることはできないのです。
不貞行為があるのは良くないことですが、それを理由に親権を取ることは難しいでしょう。
ただ、その相手がヤクザ関係であることが証明できるのであれば、親権を取ることはできます。
夫からすれば、妻が男を作り出て行ったのに、さらに子供まで取られるなんて理不尽だと思われるかもしれませんが、養育環境が悪い事を証明できなければ親権を獲得するのは難しいでしょう。
離婚する際は、お金の問題と同じくらい、子供の問題でのトラブルが多いものです

子供の問題に関しても正しい知識を持って臨まないと後々後悔することになりますから、事前に正しい知識を身につけてから離婚に踏み切るようにした方がいいですよ

離婚調停成功の法則