
離婚する時に一番気になるのがお金の問題ですよね

よく、離婚する際に慰謝料を請求すると言います。
この慰謝料って、簡単に言うと損害賠償のことなんです。
離婚する原因が相手の不法行為だった場合、その不法行為で精神的苦痛を受けた時に請求できるんです。
もし、慰謝料を請求するのであれば、相手の不法行為を証明するための証拠が必要となってきます。
ですから、離婚する際に慰謝料を請求しようと思ったら、事前に調べて証拠を用意しておかないといけません。
どんな証拠を集めたらいいのかというと、もし相手の不貞行為が原因であれば証拠となるような写真や手紙、DVを受けていたのならば診断書などが証拠となりますよ。
また、自分が受けた精神的・肉体的苦痛を書きためておくことも時には証拠となります。
慰謝料を請求するのであれば、必ず離婚前にしておいたほうがいいでしょう。
離婚後に慰謝料請求することも可能ではありますが、離婚が成立した後に請求する場合、なかなか相手側が応じてくれない事が多いです。
また、もし請求することができてもかなり金額が低くなってしまうので、できる限り離婚前に請求するようにしましょう。
慰謝料を請求する場合に注意しないとならないことは他にもあります。
調停離婚や裁判離婚になれば、慰謝料が支払われないときに強制執行を行うことができます。
法的な拘束力が強いので、支払いが滞った時に、相手の財産や給料を差し押さえることができます。
もし、協議離婚になった場合、口約束だけでは後々、慰謝料を払わないということも結構あります。
そんな時は公正証書を用意しましょう

強制執行認諾文付きの公正証書というものがありますので、それを用意すれば慰謝料を支払わないという時に強制執行ができますよ

それでも支払わないという人も中にはいますが、慰謝料を請求することができるのであれば、できることはやっておくといいですよ

離婚調停成功の法則