離婚を考えている、配偶者が離婚に同意してくれない、離婚調停をしたが解決せず結局離婚裁判に持ち込むことにした。
このようなケースになることも十分考えられます。
実際に今まで数え切れないほどの離婚裁判が行われてきました。
どのような場合、どのような判決がでるのか?ココも気になる部分ではありますね。
まず、離婚に至る原因にもいろいろありますが、統計的に見ると一番多いのは浮気が原因による離婚です。
相手が浮気をしたのを許せず、離婚したいと考え、結果的に離婚裁判になったとしても、100%勝てるという保証がありません。
そこで、ある判例を参考にしてどのように判決が出たのかを紹介しておきます。
まず、最初に妻が浮気をしてしまい、その後話し合いで解決したが、数年後に夫が浮気をします。
そこで、夫が離婚を望み離婚裁判を起こすのですが、結果的に夫の言い分は認められず、妻が勝ちます。
結局その後離婚をするのですが、離婚裁判を起こし損をしたのは夫だけでした。
これはどうしてなのでしょう?
確かに2人とも浮気をしているので、お互い様な部分はありますね。
でも、妻が浮気をした時夫はそれを許しています。
確かに浮気をした妻も悪いのですが、話し合いで解決しているので、この点は夫が離婚を望む原因にはならないのです。
その後夫も浮気をしますが、これは法律上、「おあいこ」にはならないんですね
離婚裁判の場合には、浮気をした事実があったとしても一度許している場合には離婚の原因とは認められないのです。
頭で考えるのと、法律的な考え方は違うということですね
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