実際の現場では、双方が交互に調停委員と話し合いながら、離婚調停が進みます。
調停委員が双方の意見を聴きつつ、合意に向けて調整していくのですね。
ただ、私にはいくつかの不安要素がありました。
一つは、もともと、私が外交的な性格ではないのということ
調停委員を納得させるようにうまく話せるのか?
それに引き換え、夫はきっと営業口調で、自分に都合の良い話ばかりをしてくるに違いない!
そう思うと不安でたまりませんでした。
もう一つの不安要素は、夫には弁護士が付いていていること。
自分にだけ有利になるようにアドバイスを受けているのだろう考えると、調停で不利になることが予想され、悪い方にばかり気持ちが働いてしまったのです
結局、調停では、大きな声を出した者が勝ちなのではないか?!
そんな先入観がありましたから。
でも、実際の離婚調停は、そんなイメージとは全く違うものでした。
調停委員は、内容をノートに取ったりしながら時々質問をして、私からいろいろ聴き出そうとしてくれました
私が、夫への不満を感情的になって話した時も、十分に聴いてくれたりもしました。
私も話す事で、胸のつかえが降りたように感じて、だんだん主張する事を整理出来るようになったのです!
冷静に調停に望むには、次のような点を自分なりに整理しておくといいです。
*離婚への強い意志と、離婚したい理由
*母親である自分が親権を取る理由。
*離婚後の生活の見通し。
*離婚に際して夫に望む、養育費と財産分与の内容。
これらを、出来るだけ明確に話せるようにしておくことですね。
さらに、調停は、あくまでも話し合いの場なので、駆け引きも必要だと思いました。
あまり、自分に都合の良い話だけをしても、きっと相手を硬化させるだけです。
だから、絶対通したい事と、ある程度は譲れるところを分けて考えておいた方がいいです。
そして、夫には、自業自得でこうなったとは言え、少なくとも子供を見守ろうという気持ちを残して欲しいと思いました。
調停離婚を成功させたいあなたに言っておきたい事、それは自分が離婚を望む強い思いを、最後まで一貫して、ぶれずに調停委員に話す事です。
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