離婚調停は、二人が何も話し合えないままに臨むと、成立するまで時間もかかり、かなりの精神的ストレスを感じる事になります。
私達の調停の前半は、夫が離婚しないと主張したので、なかなか話が前に進みませんでした。
調停委員からは、
「ご主人の話のほとんどはあなたへの不満です、でも離婚しないといいながら、復縁を望んでおられるかというとそれも疑問です」
と告げられました。
実際、夫に付いている弁護士から出た意見書は、私が離婚の原因としている事の責任は全て私側にあると言う内容だったんです!
夫は、離婚しないと言いながら、復縁に向けての話し合いをするのでもなく、一体どういうつもりなんだろうか?
私は、調停に呼び出される度に、夫が容赦なく私の非を並べ立てるのを聞かされて、心底疲れ果てていきました。
そんな時に、調停委員会のもう一人のメンバーである裁判官が調停に出て、双方から話を聴くということがあったんです
裁判官が、私と夫それぞれに、離婚についての意志を改めて確認するということ。
でも、私の気持ちは最初から決まっています!
もう夫には全く愛情を感じていないし、離婚の意志は最初から変わらないと。
一方、夫はというと、私を愛していて復縁したいと答えながらも、まだ私の非を言い立てたようです。
この調停の回を経て、わかったこと。
それは、夫は離婚は仕方が無いと思っているけど、離婚の条件を自分に有利に進めたがっているということ
そして、その後、ついに!
調停委員から、“夫が離婚に応じるようだ”という言葉が!
この一言を聞いた時は、本当にホッとしました
双方が離婚に同意したことで、調停は漸く進み始めて、条件を一つ一つクリアしていく局面まできたのです
離婚は、長引けば長引く程、双方ともにすごいエネルギーを使うことになります。
今まで身内だった者同士が、お互いに疑心暗鬼になりながら、否定的な感情の渦に呑み込まれていくのです
でも、心がズタズタになったとしても、自分と子供の将来の為に、最後まで頑張り抜くしかありません。
しっかり覚悟して、最後までやり抜く強い意志を持たないと、離婚調停の成功はないのです
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