
私が離婚を申し立ててから、約半年で調停は成立。
夫が有責者(不貞等で離婚原因の責任のある者)であったので、離婚そのものはすぐ決まりました。
夫が不倫を認めざるを得なかったのは、何と言っても、証拠になる夫と女性の写真を握っていたから!
これを認めたからこそ、夫は同意せざるを得なかったんです。
相手にDVがある場合は、診断書があれば有利です。
病院では、診断書は5年間は保存しているようです。
有責者の相手に、確実に離婚を認めさせるのには、証拠を突きつけることが一番有効です。
私の場合、夫が離婚に同意してからは、いろいろな条件を決めるのはあまり揉めませんでした。
夫に経済力があったので、養育費、財産分与は割とスムーズに決まりましたが・・・
専業主婦が離婚する場合、自立出来るまでの経済的な問題を解決しておく事を薦めたいです。
特に、夫が有責者である場合(夫が離婚を申し立てた場合も)、離婚後も、専業主婦であった妻が自立出来るまでの生活費として、扶養的財産分与を夫に申し立てられることを知っておいて下さい。
見切り発車はいけません。
いろいろなしわ寄せが、結局は子供に行ってしまって、親権を取った意味さえ無くなりかねません。
子供と自分の、新しい、幸せな人生の為に離婚するのですから。
離婚時の、財産分与や養育費などにしっかり見込みをつけて、調停に臨みましょう。
また、離婚による一人親の、児童扶養手当や医療費助成制度等の社会保障についても、調停と平行して調べておくと良いと思います。
子供に関しては、それぞれの事情があると思います。
私の場合、親権を取ったものの、一人息子の将来は、夫の事業を継ぐ事も考慮に入れてほしいと何度も伝えられました。
離婚しても、夫の母親、つまり姑と私は今でも交流があって、姑の気持ちも切実で無視出来なかったのです。
ただ、調停委員からもアドバイスがあり、将来の事については本人が成長してから、もう一度話し合うことになりました。
養育費はあくまでも息子の成長に当てるもの、将来に向けての条件としては考えないということで、夫にも了解してもらったのです。
夫婦は離婚しても、子供は双方の親と繋がっている事を改めて考えさせられました。
出来れば、私自身が将来感情的なわだかまり無く、息子が夫とも良い関係を持てる事を、受け止められるようになりたいと考えています。
こうして、調停離婚が成立して、息子と私は第一歩を踏み出す事が出来たのです。
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