陳述書というものを書いておくと、話がスムーズに進みやすいでしょう。
離婚調停の場で提出をする陳述書は、いつがいいタイミングなのか考えてみましょう。。
■提出するタイミング
陳述書はいつ持ちこむべきという決まりは一切ありません。
ただし、それぞれの状況に応じて、適切な時を見極めて持っていくといいですね。
(1)1回目の調停の前
調停の申立書と一緒に、陳述書を郵送だったら同封するという手があります。
このタイミングでの一番のメリットは、第一回目の調停から、初対面にもかかわらず調停委員が大体の夫婦の流れをわかっているということです。
そのため、争点をあらかじめ見つけていてくれて、すぐに本題に入りやすくなるでしょう。
デメリットとしては、陳述書の作成が遅れれば、調停の申立書をするのが遅れてしまう可能性があることです。
陳述書の作成が完了していないないけれど、調停の前に陳述書を提出しておきたいという人もいますよね。
そういう場合には、手間はかかりますが、申し立てを行ってから、第一回目の調停の前に郵送するということがお勧めです。
(2)1回目の調停の日
私はこの方法を選びました。
第一回目の調停の日、自己紹介が済んだ後に、陳述書を提出することにしたのです。
中身を読んでいないので、内容の把握をしていらっしゃらないようでしたが、陳述書をガイドラインとして話を進めることができました。
二回目の調停以降は、その陳述書の内容を調停員の方々が把握してから調停が始まりましたから、スムーズに話が進んだと思います。
私としては、調停員の方々は初対面ですから、初めて会う時にお互いにまっさらな状態から始めたかったのです。
第一回目の調停の前に陳述書を提出していれば、はじめっから話がスムーズに進むかもしれませんが、調停員の方が私のことをすでにある程度知っているという状態は、私としては話が進めずらいように感じました。
また、申し立てを行ってから、じっくり陳述書の作成に取り組めたのも利点です。
(3)調停の途中
最初は必要ないと思ったけれど、やはり詳しく知っておいてもらいたいと思うこともあるでしょう。
そういった場合には、2回目以降の調停に持ち込むか、郵送をする手があります。
決まりごとが決定するまででしたら、いつ調停委員に提出しても構わないですから、様子をみて後からさくせいするのもアリですね。
後から作れば、すでに調停委員が知っていることや、とくに重要でないことを書く必要がなくなるので、陳述書の作成に割く時間が減るというメリットがありますよ。
陳述書を書くことを決めたのなら、自分なりにいいタイミングで陳述書を持っていけるといいですね。
陳述書を書くときは、これからお世話になる調停委員が一通り目を通すことになりますから、言葉遣いなどにある程度気を付けて書くようにしてくださいね。
陳述書は感情的になりすぎずに、あくまでもこれからの調停のガイドラインとなるように、簡単に記入することがあくまでもポイントです。
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